my works

制作に関わっている本は、実用書の趣味、手芸にカテゴライズされている。

もともと、ファッション誌を手掛けたくて就職活動したものの玉砕。

その後、紆余曲折あり、手芸の中でも「パッチワーク」というニッチな分野を専門に扱う出版社にかろうじて入社できた。

ファッション誌のような最先端を探り求めるような慌ただしさはなかったけれど、

女性ターゲットのビジュアル面にも工夫したし、さらにハウツー本としての側面をしっかりキープしなくてはならなかったから、やることはたくさんあったし、充実した仕事を続けることができた。

このときに積んだ経験が、出産を機に退職した後、フリーランスとしての今の仕事につながっている。

今の主な仕事は、手作り本の巻末側にある、「作り方解説」だ。

掲載作品の作り方を文とイラストで解説するものが中心で、写真プロセスで解説するページを担当することもある。

クライアントは100%東京の出版社。京都に引っ越してしまったこともあって、巻頭側のグラビアに携わることがほとんどなくなってしまったけれど、手作り本の核は、「作り方解説」だと思っているので、モチベーションが下がることはあまりない。

毎日、こんな感じの作り方図を、Adobe Illustratorを使って描いている。

どうやったら効率よく作業を進められるか、見やすい、わかりやすい図面を作れるか、試行錯誤しながら、日々macの前にいる。

非常に細かく、気を使う作業なので、最近は老化に伴う視力低下が気になるところだけれど。



手芸日誌/by neoteny

京都在住の手芸誌専門、フリーランス編集者&イラスト描きによる手芸コラムと京都で見つけた手ぬぐいの紹介、手芸本の案内。手芸日誌/by neoteny

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